ソニー時代では、社労士のキャリアからお客様の信頼を得て、さらに、営業のキャリアを遺憾なく発揮し、顧客開拓を進めました。草創期でまだまだ未成熟な仕組みであったのにも関わらず、非常に魅力的なシステムであったので、日々、営業業務にまい進しました。　そして同時期に、個人事務所である”勝山社会保険労務士事務所（旧:社会保険労務士事務所リーガルネットワークス）”を立ち上げます。

システム導入を担当させて頂いた多くのお客様の中には、小売店（特にアパレル/雑貨店）を展開する企業様が多く、比較的大きな規模で1,000名規模のアパレル企業様を担当させて頂いたのをきっかけに、多くの流通企業様を担当させて頂きました。 そして、流通企業（小売店）様の勤怠管理のノウハウを修得させて頂きました。　

事務所としては、勤怠管理システムを導入して頂いた中小企業の更なるフォローアップとして、給与計算や社会保険/労働保険手続きの代行をさせていただく機会に恵まれました。　

また、ソニー社では、システムのバージョンアップ時の仕様検討のMtgなどに出席する機会を得るなど、単なる営業の枠を超える取り組みで、社労士的な観点からシステムの整備に力を尽くしました。

このように非常にやりがいのある仕事をさせて頂いたのですが、ソニーで働きながら感じたのは、『システムを導入したお客様の一部において、システムをフルに有効活用できていない。』という点でした。　中小企業の多くが人員ぎりぎりで業務をしており、情報システム部がなかったり、管理部門担当者がシステムを兼任していたりと、ITのスペシャリストの確保が難しいという現状があります。　そんな中、システムを導入した勤怠・給与担当者が孤軍奮闘して、システムを使いこなそうとするのですが、ASPシステムを導入すると、どうしても導入当初は、必要最小限の機能で運用となりがちでした。　もちろん、５０％くらいの機能の利用であっても、集計工数の削減など、導入メリットは計り知れないのですが、もっと、うまく利用していただければ、戦略的な人材管理の一つになるはずなのにという思いで仕事をしてきたのです。

ソニー時代に、こうした問題意識を持った私は、勤怠管理システム（Internet Time Recorder）の導入をサポートする会社：(株)リーガルネットワークスを立ち上げる決心をしたのです。

リーガルネットワークスでは、従来の労働保険/社会保険手続代行の業務の他に、安価な勤怠管理システムの導入支援から、給与計算のアウトソーシングまでを一気通貫に対応し、システム導入からアウトソーシングまで、中小企業の本当の意味でのパートナーとして、アウトソースサービスを提供していきたいと思います。

まだまだ、未知なる分野であるし、力不足で、われわれの思っている１％も達成できていません。

座右の銘でもある”雨だれ石をも穿つ"ではありませんが、少しでも前進していきたいと思います。中小企業の経営者の皆様のお役に立てる"日本一お客様に愛される社会保険労務士法人"をめざして、これからも努力を続けていきたいと思いますので、どうぞこれからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い致します。

社会保険労務士法人 リーガルネットワークス

代表　勝山 竜矢